material of Vendange by CROW DOG

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Vendangeの革は主にタンニン鞣しによる天然皮革を使用しております。国内外を問わず深いエイジング(経年変化)を見せる革、手染め染色との相性、製品になった際の感触、馴染みやすさなどを基準に使用する事で素晴らしい、心地よいと感じられる革素材を選んでおります。又、Wバット、Wショルダー、ベンヅ(余分な部位をトリミング、カットされた革)など最良部分の革素材を扱う事で無駄を出さない制作、デザインを行い環境への配慮を絶えず考えた物作りをしております。

Liscio

リスシオ・バダラッシーカルロ社 Badalassi Carlo Sri/ Italy

_MG_9169.gifリスシオはイタリア伝統の革鞣し技法、バケッタ製法により生産されたタンニン鞣しの天然皮革です。古くは中世にさかのぼり8世紀頃から始まったともいわれるこの製法は、バダラッシーカルロ社の研究により現代に蘇った事でも有名です。植物タンニンでゆっくりと鞣した革に、牛のすね骨を煮沸して抽出した高純度の牛脚油を手作業でゆっくりと加脂しています。脂の浸透に時間と手間が掛かりますが、革繊維に吸着した脂は抜けにくくなり、比較的柔らかい革の質感に加え使用した際の経年変化、色艶が大変良く美しく変化する特徴を持っています。このバケッタ製法はイタリアにおいても生産しているタンナーは少なく希少性のある革素材といえます。

Belgium NUME

ベルギーヌメ・マシュア社Tannerie Masure / Belgium

_MG_9170.gif1837年に創業したベルギーの名門マシュア社のフルベジタブルタンニン鞣しによる牛ヌメ革です。ダブルバットという欧州原皮のお尻の最良部分を使用した無染色の高級革は、きめの細かい肌目と白く美しい柔らかい印象です。ケプラコ、ミモザといった植物タンニン剤を使用し時間をかけゆっくりと鞣されているので非常に繊維も詰まっております。経年による色艶の変化も非常に美しいのが特徴です。ベルギーの伝統的な鞣しは革本来の表情を見事に活かしている事から、手染めによる染色との相性も非常に良く、特に明るい色に関しては染色とは思えない程の発色の良さを、複数の染料を重ねた際には色の奥行きを感じさせる表現が可能です。顔料による仕上げとは異なった自然な仕上がりだからこそ、
革自体が常に呼吸をし日々変化を遂げる革本来の姿を見せる皮革です。

RUSSETY Pigskin

ブタヌメ革 / タンニン鞣し・ラセッテー製法

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国内タンナーによる植物タンニン鞣しのピッグスキンは20年に渡り独自の製法でエコレザー「RUSSETY」を開発し、環境に優しく人に優しい革として国内エコレザー基準に適合、認定されています。他の革では類のない特殊な繊維層は表層より0,3㎜の位置に密集しており、紙の様に薄くても充分な強度を保ち摩擦に対しても非常に強いというのが特徴です。タンニン鞣しの表革と合わせ裏革(ブタヌメ革)も自然な状態である事、経年変化による色艶の変化を堪能する事が出来ます。

Deerskin

鹿革ヌメ

diary71-4.gif古くは大和朝廷の時代より甲州大和印伝として生産され、日本では最も古い歴史を持つ革素材です。現代では創業120年という国内唯一の老舗タンナーにより生産されおります。鹿革は”かいこの作り出すまゆ”の様にとてもしなやかで、繊維同士が複雑に絡み合う独特な繊維組織を持っています。また人の肌にも馴染みやすく引裂に対しての力にも非常に強い事から、衣料を始め履物、武具等、幅広い用途に使用されております。植物タンニン鞣しによる鹿革ヌメにおいては経年変化による色艶の変化が比較的早く現れ、オイルを塗布するようなメンテナンスも特に必要としない特徴を持っております。

Brass・Silver

真鍮・シルバー

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真鍮(銅・亜鉛の合金)と925シルバー(純度92,5%の銀)は全て板材,線材の状態の物を扱います。場合により鋳型から起こした鋳造品も使用致しますが、ファーストモデルとなる原型は全て手づくりから始まります。